税金の滞納はサインです。
みなさん、こんにちは。
任意売却コンサルタントの佐藤です。
今日は急に冷え込みましたね。
例年よりもインフルエンザの流行が早いそうです。
師走を全力疾走で駆け抜けられるよう体調管理はしっかりとしたいものです。
さて今日は税金の滞納についてお伝えしたいと思います。
みなさんは税金の滞納、差押はございませんか?
限りある収入の中から支払いをするとなると、住宅ローンなどを優先し、
どうしても遅れてしまいがちなのが税金です。
しかし延滞税はなんと年率14.6%、
実はへたな貸金業者から借りるよりも怖いんです。
先日東京都A市の田中さん(仮名)はこんなことがありました。
自営業(個人事業主)の田中さんは市民税、固定資産税、
国民健康保険が200万円ほど滞納。
仕事の受注も上がることもなく、税金完納の目途は立ちません。
それでも徴収課の担当者と相談しながら少しずつ返済を続けていました。
役所の方も苦笑いしながらも対応してくれていたそうです。
しかし先日朝7時に突然役所の人が自宅を訪問。
金目の物がないか調査に訪れたそうです。
(動産の差押さえまではいかなかったそうですが・・・)
現在も支払いは継続中ですが、なぜ突然役所の対応が変化したかというと
どうやら市長交代がきっかけとのこと。
また千葉県B市の森さん(仮名)はこんなことがありました。
森さんは以前法人の代表をしていて、
その法人の消費税の滞納分を支払い続けていました。
税務署の方も「本税のみの支払いでいいですよ」と言ってくれていたものの、
ここ最近、「税金はしっかりと徴収するように」という上からのお達しから
「延滞税の支払いもして下さい」と言われているようです。
私達の仕事は税金と切っても切れない関係にあります。
なので役所毎の対応の変化は常にアンテナを張っているところです。
みなさんのお住まいの役所の対応もいつ変わるかわかりません。
それが政治によるものなのか、住民からの運動によるものなのかはそれぞれですが、
国税徴収法という法律ではどのような状況であろうと国や地方公共団体は税金を
しっかりと回収できるようになっているんです。
住宅ローンほどではないといっても、債権者であることに違いはありません。
延滞分の支払いの目途が立つのであれば、もちろんそれに越したことはありませんが、
税金の支払いが厳しくなったとしたら、それは生活上の収支が成り立たなくなりつつ
あることのサインでもあります。
お早めにご相談下さい。
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