買い戻しを前提とした任意売却
2014/10/24
みなさん こんにちは。
任意売却コンサルタントの佐藤です。
イタリアのACミランへ移籍した 本田圭佑選手が、
移籍後初の1試合2得点を挙げました!
イタリアでの練習にはスーツ姿で来ていることから、
「ゴールを挙げるために仕事をしている日本から来た金髪のサラリーマン」
なんて記事もあるそうです。
これからも頑張って欲しいですね。
さて、今日はこの度晴れて買い戻しをするお客様の事例を
紹介したいと思います。
相談にいらっしゃったのは2年前。
とある借金の支払いを滞らせ、
競売の申し立てをされて1ヶ月くらいのことでした。
お住まいのご自宅は、相続時に住宅ローンはなく、
資産価値は3000万。
それに対し500万ほどの借金で競売がなされたのです。
本来であれば再度借り入れをして返済をすればよいのですが、
競売になってしまっているお客様に、
新たに融資をしようとする金融機関というのは滅多にありません。
ましてやAさんは当時無職でした。
当然他に頼る人もいません。
そんな状況の中、当社にご来社いただきました。
もちろん競売を回避する方法はいくつかございますが、
今後も今のような状況になったら根本的な解決にはなりません。
Aさんに話を聞いていく中で、Aさんの希望が浮き彫りになっていきました。
1.このまま住み続けたい
2.ゆくゆくは息子さん(大学4年)に財産を残そうと思う
3.少しは手元にお金を残したい
そこで私達は一旦相場より割安の金額で投資家に買ってもらい、
500万を返済し1000万以上手元に残す。
そして息子さんがローンに組める時期に10%の利益と諸経費を上乗せした金額
(当然相場より割安)で買い戻してもらい、
Aさんが代わりにローンを払っていく、という方法を取りました。
資産価値があるからこその方法ではありますが、
協力してくれる投資家が居なければ、
当時は息子さんはローンも組めず売却するのみです。
もちろんこの方法が全ての人にとって最良とは限りません。
十人十色です。
ただしAさんはすごく喜んで下さいました。
皆さんも一人で悩まずにご相談ください、
一緒に最良の解決策を考えていきましょう。