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離婚と失業を乗り越えて…

2014/08/12

こんにちは、東京オフィス 任意売却コンサルタントの浜崎です。

さくらみらい相談室には、離婚を機に自宅を任意売却したいという相談も数多く寄せられています。

今回は、離婚、失業という二重の苦しみを乗り越えて無事任意売却ができたお客様よりアンケートを

送っていただきましたので、ご紹介させていただきます。

 

千葉県にお住まいの宮野健二さん(仮名)からのメッセージです。

 

 

宮野さんは、もともと一戸建てを購入希望でしたが、条件に合うものが無く、

不動産業者の勧めもあって、一旦マンションを購入し、

条件に合う一戸建てが売りに出たら、マンションを中古でその業者が買い取り、

一戸建ての購入資金に充当する約束だったそうです。

 

 

しかし、その不動産会社は経営破綻し、約束は反故にされました。

宮野さんは失意の中、がんばって10年間ローンを支払ってきましたが、

悪いことは重なるもので、今度は収入が減って住宅ローンを滞納しました。

 

 

お金の問題で夫婦間での言い争いも増え、ついには離婚前提で

別居を開始しました。

 

 

宮野さんの希望はただ一つ。

「任意売却して債務を減らしたい。」

別居も離婚も元は住宅ローンという借金から始まったことで、

この元凶を何とか解決したいという一心です。

 

 

できれば、また家族で一緒に暮らしたいそうです。

 

 

今回、残債務は2,000万円ですが、窓口は保証会社でなく、銀行でした。

銀行は保証会社と違い、応諾をしてくれる価格が高くなりがちです。

販売活動をすぐに始め、3社程候補が見つかりましたが、

銀行の許可を得るまでが大変でした。

 

 

銀行にその価格の妥当性を説明する資料等も色々と提出し、

担当とも粘り強く交渉を重ねました。

何とか銀行の許可を得て、宮野さんに報告したとき、

「本当にありがとうございました。」

と電話口で喜んだ声が今でも忘れられません。

 

 

宮野さんは任意売却までに何度か奥さんと一緒に銀行へ

行く必要があり、奥さんにも何度も連絡し協力を取り付けました。

奥さんも無事任意売却できることになって、ホッとしていました。

 

 

そして、いよいよ最終の決済日。

最後に、大事件が起こりました。

 

 

宮野さんは決済の日、緊張して、場所を間違え、遅刻されました。

しかも、朝慌てていたので、携帯を家に置き忘れるというミスも重なり

全く連絡が取れなくなりました。

 

 

関係者が全員揃って待つ間、本当に生きた心地がしなかったです。

しかし、宮野さんも自力で何とか間に合い、無事決済を行う事ができました。

別れ際、宮野さんは、この後、お子さんと食事をすることになっていると

たいへん嬉しそうにおっしゃっていたのが印象に残っています。

 

 

宮野さんのように、住宅ローン等のお金の問題が離婚問題に派生するケースはかな

り多いです。

相手方に連絡を取りたくない時もあると思います。

しかし、何もしなければ絶対に競売になります。

競売になったら絶対に損です。

 

 

まずは話だけでも…というその1歩から解決の扉は開かれていきます。

ご相談、ご対応に費用はかかりませんので、まずは下記の無料相談窓口へお電話ください。

さくらみらい相談室(東京・大手町) : 0120-46-1108

地下鉄各線 「大手町駅」直結、大手町ビル9階にございます。

 

母のために…

2014/03/05

こんにちは、東京オフィス 任意売却コンサルタントの浜崎です。

  

さくらみらい相談室には、何とか自宅に住んでいたいという相談も数多く寄せられています。

  

今回は、競売の危機を無事任意売却で回避し、かつ自宅に住み続けることができたお客様よりアンケートを送っていただきましたので、ご紹介させていただきます。

東京都にお住まいの安村義人さん(仮名)からのメッセージです。

「この度は大変お世話になりありがとうございました。

今回、問い合わせした状況は競売直前の事もあり、何か解決できる方法はないかと悩んでいました。

ホームページから内容を確認して電話で相談した結果、競売以外の事もある事を知り、お願いしました。ご担当の浜崎さんにも親身になって対応して頂き感謝しております。」

  

安村さんは、転職を機に収入が減り、生活費を補うために、同居している母親名義の自宅を担保に借金をしていました。

 

しかし、給与はなかなか以前の水準にまで戻らず、毎月の返済が次第に滞り始めました。

 

やがて、債権は銀行から保証会社移り、保証会社からは1ヶ月以内に返済の目処が立たないと、競売にかけるという連絡を受けて、わらをもすがる思いで当社へ連絡をくれました。

 

安村さんの希望はただ一つ。

 

 

「高齢のお母さんのために自宅に住み続けたい。」

 

 

87歳になるお母さんを自分の借金のために、50年近く住み続けた我が家から引っ越させるのは、息子として忍びないとの思いからでした。

 

安村さんはこうも言っていました。

「引っ越すにしても、せめて、自宅で母を看取ってからにしたい。」

「可能であれば、またローンを組んで、買い戻したい。」

 

安村さんのお母さんにも話を聞きましたが、年齢よりもずっとしっかりしていて、亡くなったご主人との思い出や、苦労して家を建てた話を懐かしそうに話してくれました。

 

 

私も田舎に母を残して上京していますので、安村さんのお母さんに対する思いには、共感する部分がありました。

 

 

今回、残債務は1,000万円程度ですが、売却ではなく、住み続けたいご希望でしたので、短い時間で協力者(=投資家)を探す必要がありました。

 

 

すぐに紹介を始め、3社程候補が見つかりました。

 

 

しかし、ここからが大変でした。

 

通常は、売買後、定期借家契約を結ぶのですが、一般的にこの際に投資家は家賃保証会社を通すことが条件になります。

 

今回、安村さんは会社員で定期収入もあったのですが、なかなか家賃保証会社の審査を通らず、苦戦しました。

 

そうこうしているうちに、1社が購入希望を取り下げてしまい、一時はどうなるかと思いました。

 

しかし、残り2社のうち1社は、安村さんのお母さんに対する思いに共感してくれ、家賃保証会社を通さずに購入してくれることになったのです。

 

 

そして、そこからは一気に話が進み、何とか期限までに任意売却をして全額返済をすることができました。

 

 

安村さんも投資家の会社と定期借家契約を結び、今も住み慣れた自宅にお母さんと一緒に暮らしています。

 

決済日に安村さんのお母さんが、深々と頭を下げて、

 

「本当にありがとうございました。」

 

とおっしゃった光景が今でも忘れられません。

 

安村さんには、天国で見守っているお父さんにも恥ずかしくないよう、今後もお母さんを守ってあげて欲しいと思いました。

 

 

自宅を失う危機に直面しても、必ず解決する方法はあります。

 

 

安村さんのように、まずは話だけでも…というその1歩から解決の扉は開かれていきます。

 

 

ご相談、ご対応に費用はかかりませんので、まずは下記の無料相談窓口へお電話ください。

  

 

さくらみらい相談室(東京・大手町) : 0120-46-1108

地下鉄各線 「大手町駅」直結、大手町ビル9階にございます。