限られた時間
こんにちは、任意売却コンサルタントの鈴木です。
以前ご相談にいらっしゃった会社経営者Ｓさんより先日連絡がありました。
Ｓさんは自社ビルと自宅を抵当に入れ、会社の事業用資金の借入していました。
しかし会社の経営が悪化し、返済不能で競売の申し立てに！
ただし会社経営者ともなると、心配で声を掛けてくれる方がたくさんいます。
実際Ｓさんのまわりには金融機関の関連不動産会社、税理士紹介の不動産会社、
自社ビルのテナント付などをしてくれていた地元不動産会社や顧問弁護士など。
当時は相手方の顔を潰すわけにもいかないので「しばらくは様子を見て、
進展がないようであれば再度ご相談させて下さい」とのことでした。
それから早2ヶ月。Ｓさんにお話を聞いてみると進展は一切ありません。
確かに地元の不動産会社などは、買主さんを探すには最高のパートナーですし、
当社も買主を探す際には協力してもらいます。
ただし金融機関との交渉はやはり不得手。
その不動産会社は金融機関と交渉もせずに、
「売却金額さえ決まれば」すぐに動ける準備？だけをしているとのことでした。
それで買主が見つかるのであればそれが一番です。
相手の顔も潰さずに競売を回避できるワケですから。
しかし競売を回避するために「時間」ほど大切なものはありません！
ご自宅の売却期間が短ければ短いほど、選択肢も限られてきます。
とはいえＳさんから、ようやく正式な依頼がありましたので絶対に競売を回避させなければ！
これから大急ぎで金融機関との交渉をし、買主を探していきます。
2ヶ月経ったとはいえ、まだ時間は十分残されていますので。アクセル全快で頑張ります！
みなさんも貴重な時間をムダにしないで下さいね。
考えがまとまっていなくても相談してみると光が見えてきます。
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