時間がなくても・・・
こんにちは、東京オフィス、任意売却コンサルタントの浜崎です。
毎日暑い日が続いていますね。
今日は税金の差押えについてお話ししたいと思います。
千葉県野田市にお住まいの布施雅雄さん(仮名)はお一人でマンションに暮らしていました。
以前は奥様とお子様と家族で住んでいました。
しかし不況のあおりを受け、会社が倒産、サラリーマンだった布施さんも
職を転々とする羽目になりました。
収入が減り、家計も赤字が続き、、、、
お金の問題で家族の関係は次第に崩壊していきました。
奥様とお子様は家を出ていくことになり、布施さんはひとりで暮らすことになりました。
さみしい一人暮らし、さらに家計は苦しい一方、住宅ローンも払えなくなり、
税金も支払いが難しくなり・・・
そして競売の申立を受けました。
そんな中、布施さんは相談に来てくれました。
「なんとか競売を避け、新しい出発がしたい」
布施さんは涙ながらにそうおっしゃいました。
早速競売を避ける為、販売活動をし、
うまい具合に近所で欲しいという方に巡り会え、銀行の同意も得ることができ、
売買の契約を取り交わしました。
しかし・・・
決済の準備をしている間に市役所からの差押が入りました。
このままでは不動産取引ができません。
早速市役所とも交渉しました。
交渉は難航しました。一度まとまった話でしたので、
再度利害関係者と調整をし直しました。
途中で頓挫しそうにもなりましたが、
それでも諦めず、時間いっぱいまで交渉を続けました。
なんとか交渉がまとまり、決済手続きができました。
結果、布施さんからすれば、競売も避けることができ、
税金も幾分か納付できました。
「少ない時間の中、感謝します。なんとか新しいスタートが切れそうです」
布施さんはそう言って、最後に握手をしてくれました。
たとえ少ない時間でも、なんとかなる時もあります。
皆様もなるべく早めに、ご相談ください。
フリーダイヤル0120-46-1108