街の不動産会社の査定金額とは?
2014/04/18みなさん、こんにちは。
任意売却コンサルタントの佐藤です。
今日は不動産の査定金額について書こうと思います。
今日は先日ご相談いただいたAさんについてお話します。
転職をきっかけに住宅ローンの支払いが厳しくなったAさん。
まず売却の相談をしたのが地元にある大手不動産仲介会社でした。
Aさんは残りのローンよりも自宅の査定額が高いため、
売っても手元にお金が残る売り方です。
滞納4ヶ月という状況でしたが、「十分時間がありますよ」と言われ
販売活動をお願いされていました。
しかし少しずつ販売価格を下げられ、
結局最後はその担当者に不信感を抱き、当社へ相談に。
そもそも街の不動産会社と当社とでは価格についてもスタンスが違います。
街の不動産会社は売却の依頼をいただくために「相場より高い金額」で査定。
その後少しずつ信頼関係を構築しながら、適正相場に値段を落としていく相談をします。
しかし当社は競売を避けることを目的とし、
正しい判断を下してもらうために、正当な評価で価格を査定します。
なので街の不動産会社さんの査定額を鵜呑みにし、
当社へご相談いただくと、価格に差があることがほとんどです。
私は街の不動産会社の対応に悪意はあるとは思いませんが、
そもそも立場が違います。
立場が違うとなると、当然対応は変わってくるものなのです。
けれど、「相場より高い金額」で査定することがAさんにとって本当に良いことでしょうか。
その間のご不安は誰が負うのでしょう?
その間の遅延損害金や競売申立費用などの余計な出費は誰が負担するのでしょう?
そう、全てAさんです。
特に一番困るのが、残りのローンと査定金額が微妙な場合。
街の不動産会社の査定額を鵜呑みにすると本当に最悪な結果になることも考えられます。
なので少しでもお困りの時はまずはご相談を。
一緒に考えていきましょう。