「自己破産しかない」訳ではありません!
2014/10/14
皆さんこんにちは、任意売却コンサルタントの佐藤です。
台風も通り過ぎ、季節がガラリとかわる時期ですね。
さて、晴れても雨でも弊社には沢山の相談が寄せられています。
先日、ご相談にいらっしゃった田中さん(仮名)からの相談内容は、
「自己破産しなくてはいけないのですか?」
という内容です。
田中さんは住宅ローンの支払いが難しくなり、滞納してしまいました。
そして保証会社から一括での返済を要求され困った田中さんは
「一括での返済は無理です。何か良い方法はないですか?」
とワラをもすがる想いでその銀行の担当に質問をしました。
その時の返答がなんと
「自己破産しかありません。」
とのこと。
任意売却という方法を知ってか知らずの発言か、
その一言で田中さんは
「自己破産させられる」
と思ったようです。
弁護士の先生も自己破産をすすめられるケースが多いようです。
自己破産の申請自体が、彼らの専門分野なので、致し方ない部分も
あるのかもしれませんし、
どちらの場合もケースによっては当然、正しい判断の場合もあります。
しかし住宅ローンでお困りの方にとっては、必ずしも最善の策とは
言い切れません。
自己破産は、するかしないかは自分で決めます。
そして任意売却をした後でも間に合います。
自己破産は誰かに強制され、行うものではありません。
自分の意思と自分のタイミングで行うものです。
「しなくてはいけない」なんて事はありません。
仮に、自分の両親が住宅ローンの支払いに困ったら、
まず任意売却を検討し、
その上で自己破産するかしないかを考えてもらいます。
ご相談にいらっしゃった田中さんも、当社の説明を聞いて
「まずは任意売却で!」とのこと。
「強制的に自己破産させられて、社会と隔離されるのかと思った。」
「自分の意思がある程度尊重される事がわかってよかった。」
とおっしゃって下さいました。
みなさん厳しい状況の中で、一生懸命住宅ローンを返済されてきました。
そんなみなさんの再スタートのため、全力でお手伝いしたいと思っています。
自己破産が正しい時もあります。
しかし、
本当に今それを行うのが正しいのか?
今すべきことは自己破産の手続きなのか?
今後のライフプランも合わせて、ご相談ください。
些細なことでも結構です。
0120-46-1108まで。